就職情報

卒業生の声

牧野 加奈子 さん (平成20年度卒業)
日本電気株式会社(NEC)
ネットワークソフトウェア事業本部
茂手木 大輔 さん
すべてにおいて可能性を秘めています。
高校生の頃、電子情報通信関連の新しい技術が多く開発されたいわゆるIT革命が起こり、「漠然と、電気電子工学科に進もうかな」という気持ちで入学しました。
初めこそ不安でしたが、他の学科に比べて数学的知識・物理学的知識などさまざまな分野の学習が出来るのが魅力的です。
選択肢が多くありましたから、私もやりたいことを見つけることが出来ました。
 
現在、私は携帯電話に関係した法人サービスの仕事を行っています。
在学中に多くの技術を学んだためか、どのような業務についても抵抗感なく受け入れることが出来ています。また、携帯電話の世界は進化と競争の日々ですから、お客さんとのやり取りであってもそれを常に意識していなければなりません。
研究室での積極的なディスカッション経験を活かすことで、打ち合わせをスムーズに行うことができています。電気電子工学科には多くの研究室がありますから、選択の可能性も大きくあります。
専門的知識を得る傍らで、研究室に所属し、人間関係を育むということも是非身に付けて下さい。どちらも必ず自身の力となって返ってきますよ。
甲斐 孝志 さん(平成24年度卒業)
三菱電機株式会社 先端技術総合研究所
駆動制御システム技術部 モーション制御グループ 博士(工学)
茂手木 大輔 さん
複合領域への挑戦
中学高校の頃から、数学と物理が得意、国語と社会が苦手な典型的理系として育って来ました。私の場合、物理全般が好きだったので、大学の学科選びには苦労したことを覚えています。電気電子工学科を選んだ決め手は、運動方程式よりも回路方程式に興味を抱いたから。電気の方が目に見えなくて、わかりづらかったので、もっと勉強してみようという気持ちになりました。
現在の仕事は、産業用装置を駆動するサーボモータの高速・高精度化に関する研究開発です。結局、電気だけではもの足りず、機械や計測との複合領域である制御系エンジニアの道を選びました。先端技術の基礎検討から実用化までに携わることができ、とてもやりがいを感じています。近年では、メカトロニクスやオプトロニクスと言う言葉に代表されるように様々な分野が派生しています。特に電気・機械・情報の三分野は密接な関係があり、専門をどこに置くかは、あまり厳しい選択ではないのかも知れません。しかし、私が複合領域へ挑戦できたのは、電気電子工学科で電気の基礎を十分に学び、さらには大学院で応用力を身につけられたためだと考えています。是非、皆さんも熱意あふれる先生方や友人達と、明るく楽しく好奇心に磨きをかけてください。
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