授業内容

カリキュラム(学部)

電気電子工学科における教育

本学科で開講されている科目を大まかにコースツリーに示しました。ここでは、入学後1年次から卒業まで、どのような流れで学習していくのかを簡単に説明しましょう。

コースツリー

1年次の教育

大学では高校までと異なり、「履修登録」によって自分の時間割を作ります。と言っても心配することはありません。大学生活にスムーズに移行できるように1年次のカリキュラムには比較的余裕があります。また、クラス担任を設けていて、学生4~5名を1名の教員が受け持ちます。4月のオリエンテーションでクラス担任と顔合わせをし、懇談の場を設けます。何か相談事があればいつでも相談できます。また、前期と後期に一回ずつクラス担任懇談会を実施し、履修状況、勉強の意義や研究、将来の進路について語り合います。
1年次では主に人文社会科学科目、語学、スポーツ・健康科学科目、理工系の基礎科目を履修します。2年生以降本格的に専門科目を学習する準備をします。
また本学科で特徴的なのは、1年次から専門科目を履修できることです。入学後すぐに基礎電気回路を学びます。電気回路は、電気電子工学の根幹となる科目ですから、1年間かけてじっくり学びます。
さらに、工学部共通の少人数教育として「工学基礎実験」が設けられています。少人数グループで工学の基礎となる実験を実施します。インストラクタの先生との少人数指導によって、エンジニアとしての基礎知識・態度・技能を学ぶだけでなく、個人個人との対話を通じてコミュニケーション能力を高めることができます。

2年次の教育

2年目からは本格的に専門科目が増えてきます。学習する内容はいよいよ専門的になります。「電磁気学」、「電子デバイス」、「電子回路」、「プログラミング」などの基礎専門科目を、演習とともにじっくり学びます。演習ではティーチングアシスタントの大学院生が問題を丁寧に解説し、学び合いの場を作ります。後期からは、専門科目としての実験科目も始まり、レポートの作成に追われます。実験科目は大変ですが、オシロスコープの使い方、電気回路、電子回路の設計等、電気電子工学科の学生として知っておいてほしいことを実験を通して身に着けます。がんばりましょう。

3年次の教育

2年生までに所定の単位を取得すると、3年次からは2つのコース「システムエレクトロニクスコース」「電子情報通信工学コース」に分かれます。ハードウェア志向かソフトウェア志向かの違いですが、研究分野を制限するような大きな違いはありません。3年次には学生実験以外の科目はほとんど選択科目になり、それぞれのコースで開設されている専門科目を自らの興味にしたがって履修します。3年次後期になると研究室配属が視野に入りますね。電気電子工学科では、各教員や研究室の先輩が研究内容や指導方針を説明する場を設けています。学生は各研究室を見学し、それぞれの興味に基づいて希望研究室を提出します。

4年次の教育

いよいよ研究室配属です。3年生までに学んできた「既に分かっていること」ではなく、世界中の「誰も知らないこと」を、研究室の先生の助言を受けながら明らかにしていきます。先生と設定した課題を解決していく中で、実験を計画し主体的に実施する方法や、人前でプレゼンテーションする技術、コミュニケーションスキル、英語・日本語のライティング技術を学んでいきます。研究室に入ると講義中心だったこれまでの生活がガラリと変わり、研究室での活動が生活の中心となります。

大学院(博士前期課程・博士後期課程)

本学科ではほとんどの学生が、大学院入試を経て大学院の博士前期課程に進学します。大学院入試は4年次の夏休みに実施し、学部1・2年次の科目から電気電子工学科の学生として勉強しておいてほしい内容を中心に出題します。
博士前期課程は、修士の学位を取得する2年間の課程です。自らの研究を更に深く掘り下げ、試行錯誤を重ねながら研究者・エンジニアとしてのスキルを上げる訓練をします。研究成果を上げれば国内や海外の学会で発表する機会があり、世界中の研究者・学生と交流することができます。また、研究テーマを極めたい学生には、さらに3年間の博士後期課程が用意されています。博士の学位を取得することで、世界中から一人前の研究者として認識されるようになります。

学習支援室

学習支援室

電気電子工学科では、主に1~2年次生を対象とした学習支援活動を積極的に展開しています。
高校教育から大学教育への転換がスムーズに図れるように、入学後には学習支援室でクラス担任との懇談会を開いて、学習状況の把握と指導をしています。

学習支援室では、カジュアルな雰囲気のミーティングテーブルや少人数学習スペースを使って、授業の予習・復習を行う事が出来ます。また、常駐の専任スタッフや先輩の学生が大学での学習や履修上の相談に応じます。また、必修科目の補習などを実施しています。

東京農工大学工学部電気電子工学科
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